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【投書が届きました。⑩】
→つづき
※内容は、投書内容の『原文のまま』です。
■ エピソード9
『当たり前の裏では悲鳴も積み重なっている』
―不正や不備を訴え、談合を暴いても『管理組合の声』でなければ何も変わらない。―
区分所有者の本音に加えて管理組合受注で実績を積んできた工事会社の声に耳を傾ければ実態を赤裸々に語る声がありました。
中堅・中小の言われる工事会社の“みんなの声”より
・どうせ最初から管理会社の筋書きがある。入札なんてかたちだけだよ。
・業界紙に入札公告が出た段階で既に受注する会社は決まっているよ。
・相見積もりは引き立て役。求められた金額の見積書を提出しても結果はない。
・大手企業からの圧力があるので本気での受注活動を行えない。
・管理会社の付き合いがある会社に決まってるからと諦める空気がある。
・競争をすれば勝機もある。だから、最初から呼ばれないようにされている。
※上記のこの声は、住民側の実感とも重なる。
・なぜ毎回、同じ会社に決まるのか?
・見積もりを取っているようでも実際は出来レースでは?
・理事会で異を唱えても専門的なことを言われて押し切られてしまう。
・声を上げた人が次の役員から外されるような空気すらある。
マンション管理会社の都合で成り立った業界は今、
競争力のある住民目線の工事会社と意思決定において無力化された発注者が戦い始めたのではないだろうか。
声を集める中で気づいた事があります。
顧客目線でマンション管理を守ろうとしているのは、 今の管理会社でも、担当者でも、コンサルタントでもなく現場を支えようとしてる工事会社と、真剣にマンション管理やマンションの将来に向き合おうとする住民たちだということに気づくことが出来ました。 住民の声と工事会社の声をつなげることで談合の土台を崩し、誠実な工事会社が評価される新たな仕組みづくりに取りかかることは、これまでのマンション管理会社が作り上げたビジネス構造へのアンチテーゼなのです。
(【投書が届きました。⑪】へつづく→)